■CATVインターネットガイド | ▼CATVインターネットの基本的な知識やその魅力を紹介。また、ADSL・光ファイバーとの違いを解説! |
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▼CATVインターネットの基本 CATVインターネットは、ADSLや光ファイバーが普及するずっと以前から数Mbpsのスピードを誇るブロード バンドの代表的サービスでした。 現在のCATVインターネットは本来の目的であるテレビ放送用のインフラを使い、距離による電気信号の 劣化(減衰)もADSLに比べ少なく、数Mbps〜数十Mbpsのスピードを実現します。 そのしくみは、データをやり取りする際に、周波数帯域を広く確保できるよう、高い周波数信号を使って いるからです。より高い周波数信号を使うために最近のCATV会社は、CATV局から利用者宅の間の途中 までを光ファイバーを使用し、そこからOE変換器と呼ばれるもので信号を変換し、利用者宅まで同軸 ケーブルを使うといったように光ファイバーと同軸ケーブルを使組み合わせてサービス提供しています。 こうすることにより、CATV局から利用者宅までを全て同軸ケーブルでつないだ場合の0〜450MHzという 周波数に対し、0〜770MHzという高い周波数でのデータのやり取りが可能になります。 しかし、現在まだ光ファイバーを使用しない同軸ケーブルだけでの運営をしているCATV会社があるのも 事実です。 ▼CATVインターネットの特徴 1)同軸ケーブルを使用。 CATVインターネットは、もともとTV放送用で使用していた同軸ケーブルを 使い、データのやり取りを行っています。 同軸ケーブルは中心に銅線があり、その周りを絶縁の為のポリエチレン が巻かれ、さらに外側にアルミニウムが巻かれた構造になっており、銅 線とアルミニウムに電流を流し電気信号を送っています。(左図) また、この同軸ケーブルはアルミニウムが外側に巻かれているため、 外部からのノイズの影響をほとんど受けること無く、さらにADSLで使用 する電話線に見られるような距離による電気信号の劣化(減衰)も少ないです。 2)高い周波数帯域を使用 CATVインターネットの速度は最大で数十Mbpsという速さを実現しています。 それはTV放送では使用しない高い周波数帯域を使用しているからです。具体的には、同軸ケーブルと 光ファイバーを組み合わせたネットワークを構築しているCATV会社は0〜770MHzの周波数帯域を使用 しており、その中の90MHz〜600MHzまでをTV用として使用し、空いている周波数帯域のうち、10MHz〜 55MHz帯域からインターネット上り通信用(利用者宅⇒CATV局方向)として、任意の1.6M〜6.4MHzを切り 出して使用しています。 また下り通信用(CATV局⇒利用者宅)として600MHz〜770MHzの周波数帯域の中の6MHzを使用します。 600MHz〜770MHzの中でどの部分の6MHzを使用するかはCATV会社によってまちまちです。 CATVインターネットは上り、下りとそれぞれに個別に割当てられた最大6MHzという広い帯域を使用し データ通信を行っています。(下図参照) 3)距離による衰退率が小さい ADSLの速度は、NTTの局から利用者宅までの距離に大きく左右 される事が多いですが、現在のCATV会社は同軸ケーブルと光ファ イバーとを組み合わせたネットワーク構築により600〜770MHz帯 というADSLより非常に高い周波数帯域で通信をしているため、 ADSL以上に速度に影響が現れます。 しかし、CATVの場合はその距離による衰退率をアンプという電気 信号の増幅器を一定の間隔(約200m〜400m)で使用することに より、CATV局から利用者宅間の距離による速度の差はほとんど ありません。 なお、電柱に付けられるアンプは約W40cm×H20cm×D20cm位の ものですが、電柱に取り付けられるのは電柱の所有者である電力会社か、または電力会社が許可した 会社のみとなっている為、多くのCATV会社のアンプは電柱には取り付けられていません。 電柱から1m以上離れた場所に設置することになっているため、電柱と電柱の間に宙吊りに取り付けられて います。 ▼CATVインターネットのモデム ・ADSLがデータのやり取りにADSLモデムを使うように、CATVインター ネットでもデータのやり取りを行うために利用者宅内へケーブルモデム を設置します。 これにより、CATV局内に設置されているセンターモデムとデータ通信が 可能になります。 また、現在のケーブルモデムの多くは、“DOCSIS”(Data Over Cable Service Interface Specifications)に準拠しています。 “DOCSIS”とは、米国のCATV統括事業者で作る業界団体MCNS (Multimedia Cable Network System Partners)が1997年に策定した ケーブルモデムの標準仕様であり、多くのCATV会社のモデムがこれに 準拠することによってそれぞれのCATV会社での互換性が出てきます。 そのケーブルモデムには、ADSLモデムと違い、パソコンへつなぐ為の イーサネットポートとは別に、CATV網へつなぐ為の同軸ケーブルコネ クタ(F型接詮)が付いています。(右図) また、“DOCSIS”には3つのバージョンがあり、日本のCATV会社の多くは、VoIPなどを想定し通信品質を 保証する機能をもつ1.1準拠のモデムを使用しています。(下表)
▼CATVの会社 CATVの会社はそれぞれ地域性を持っており、地域に密着した数百という会社で構成されております。 従いまして、加入者の住所(区・郡・市単位)によって加入するCATV会社も異なりますし、サービス内容 や料金も違います。 同県内であっても区や市が違えば、CATV会社も違いますから近所の人が可能でも自分は不可能と言う サービスが存在する場合もありえます。 ※J-COMやイッツ・コミュニケーションズ鰍フように1社で複数の県・区・市をカバーしているCATV会社 もあります。 加入を検討されている方は、ご自分の住所をサービスエリアとするCATV会社へ問合せることをお勧め します。 《参考》:主なCATV会社一覧(全国版) ※CATV会社は本来、TV放送が主体の会社ですので、必ずしもインナーネットサービスを提供しているとは限りません。
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